セクション10-学習オプション

●理解促進テスト(10-1)

本文の註3において、筆者は「最前線の業務においては、ポジションという言葉を使ったほうがよい、と筆者は考える。」と述べた。

さて、この筆者の考え方の背景には、
「『業務』という概念」と「『職務』という概念」の関係、および、「『職務』という概念」と「『ポジション』という概念」の関係について、筆者の或る固定的な見解がある。
その固定的な見解とは、どのようなものか? うちの一つがそれに該当しますので、当ててみてください。(三者択一)

選択肢 a.『業務』も『職務』も、似たりよったりの概念で、両者の関係を明確に定義することは難しい。ましてやそこにポジションという概念を持ち込むのは、ややこしいこと甚だしい。

選択肢 b.『業務』と呼ぼうと『職務』と呼ぼうと『ポジション』と呼ぼうと、仕事には違いないのだから、区分けして考えずに、その場にいるものが一丸となってその仕事に取り組むことが大切である。

選択肢 c.『業務』が、複数の『職務』の連携によって運営される場合は、多い。そして、そのうちの或る一つの職務を、ポジション(或る一つのポジション)と呼んでも差し支えない場合がある。


●自主研究課題(10-1)

日常生活の中で構いませんので、外部の人間として観察可能な何かしらの『業務』を、分析的視点で観察してください。そして、その業務が複数の『職務』の連携によって運営されているか・否かを判定し、「複数の『職務』の連携によって運営されている」と判定した場合には、その職務数と各職務名称を命名してください。そのうえで、この判定のプロセスと結果を知人に伝え、その人から同じ判断を得ることができるか、尋ねてみてください。判断が異なった場合には、なぜ異なったのか、ディスカッションしてみてください。


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・小説式eラーニング「ヒューマンエラー」蒔苗昌彦 日本語版version1.00  セクション10

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