セクション21-学習オプション

●理解促進テスト(21-1)

本文の中盤において、アッちゃんとK君が次の会話をしている。

「そのうちの一つの区間にでも、ジェットが2台入ったら、全域停止ブレーキが掛かるのね?」
「そうだよ。あと、規定台数以上のジェットが追加されても全域停止。センサーが一箇所故障しても、ブレーキ用の空気圧縮装置が故障しても、停電しても全域停止。停電しないまでも照明が壊れたら全域停止。震度4を超える地震が発生しても、コンピュータがおかしくなっても全域停止・・・。などなど、徹底的に安全を追求したコンピュータシステムとなってるよ。」

さて、上記はあくまで架空の話だが、もしこれが現実であると仮定した場合、筆者がこうしたシステムに支えられた施設をどのように評価するであろうか?次の中で一つだけ、筆者の評価と合致しない記述があります。それがどれか、当ててみてください。(三者択一)

選択肢 a.これだけ安全を追求したシステムであれば、設備の管理者としてはとても安心である。枕を高くして眠れるというものだ。

選択肢 b.どれほど安全を追求したシステムになっていようと、システムを使うのは人間なのだから、それを使う人間に対し安全教育を徹底していなければ意味がない。

選択肢 c.システムが安全追及に徹底していること自体は良いことが、それだけに人間の油断が発生しないよう、気を引き締める必要がある。


●自主研究課題(21-1)

システムが安全追及に徹底していることに油断して、思わぬ事故が起きてしまったような事例が、ご自身の身の回りや世間にないものか、見渡してみてください。事例があった場合には、それを知人へ伝え、ディスカッションしてみて下さい。

【注】守秘義務を負っている場所・立ち入り許可の必要な場所等に関わる事例の場合には、ディスカッションする知人を、同じ立場の人に限定して下さい。(例:同じ職場の人など)


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・小説式eラーニング「ヒューマンエラー」蒔苗昌彦 日本語版version1.00  セクション21

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