セクション7

■セクション7
「おわりに」

これにて、概論としての対策論を終える。概論である以上、それは抽象的であり、具体性がない。概論ではなく、実際に、個々のヒューマンエラー・準ヒューマンエラーへの対策を具体的に打つには、何度も繰り返すように、ケースを特定し詳しく記述しなければならない。どの程度詳しく記述するのかと言えば、それは徹底的でなければならない。徹底的に詳しくケースを記述した例は、コース000001「小説式eラーニング『ヒューマンエラー』」の中に示したので、ぜひそちらを参照頂きたい。

具体的に詳細に記述するということは、それだけ情報量が増える(文字数が増える)ことになる。そのため、コース000001の情報量も多くなるが、その多さに圧倒されて挫折しないように、教科書をミステリー小説風に仕立てた。エンターテイメントと思って頂ければ、読みやすいと思う。

また、事故調査と対策立案を担当する人間が持つべき精神についても、教科書から学び取って頂けるであろう。

では、コース000001「小説式eラーニング『ヒューマンエラー』」や、その他コースにてまたお会いしましょう!


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