【2】「倫理」関連の基礎能力開発基準 HRD

 

■全階層

1.法令遵守能力
【定義】法律を守るよう自己を律すること (ができる能力)

2.規定遵守能力
【定義】組織の規定に従うよう自己を律すること (ができる能力)

3.機密遵守能力
【定義】規定で定めた通り機密を守ること (ができる能力)

4.公私混同自制能力
【定義】組織の資産を私的目的に利用しないよう自制すること (ができる能力)

5.遅刻予防能力
【定義】出勤時刻やその他集合時刻に遅れることのないようにすること (ができる能力)

6.勤務時間活用能力
【定義】勤務時間をなるべく最大限有効に使うこと (ができる能力)

7.ミス自己責任申告能力
【定義】自分の落ち度で問題が発生した場合、他者から指摘される前にそれを自己申告すること (ができる能力)

8.士気減退発言自制能力
【定義】職場の士気や仲間の意欲を減退させるような言動を慎むよう自制すること (ができる能力)

9.敵前逃亡自制能力
【定義】いわば敵前逃亡のように仲間を置き去りにして自分一人だけ勝手に逃げ出すことのないよう自制すること (ができる能力)

10.功績横取り自制能力
【定義】仕事仲間の功績・手柄等を横取りしたり独り占めすることのないよう自制すること (ができる能力)

11.プライバシー侵害自制能力
【定義】仕事仲間のプライバシーを侵害しないよう自制すること (ができる能力)

12.流言自制能力
【定義】組織や社会を混乱させるような流言をしないよう自制すること (ができる能力)

13.約束自己管理能力
【定義】安易に約束したり、約束を忘れてしまったり等しないよう自己管理をすること (ができる能力)

14.権限乱用自制能力
【定義】権限を乱用しないよう自制すること (ができる能力)


■階層2以上

15.責任感維持能力
【定義】自分の意欲の変化にかかわらず、責任感を維持すること (ができる能力)

16.積極性保持能力
【定義】自分の意欲の変化にかかわらず、仕事に対する積極性を維持すること (ができる能力)


■階層3以上

17.社会責任認識能力
【定義】組織の社会的責任を認識し、それにふさわしい言動をすること (ができる能力)


■階層4

18.担当部署責任能力
【定義】担当部署内で不祥事等が発生した場合、組織の支援を受けながら、その被害を修復するか、赦免されるまで償うこと (ができる能力)


<次のページへ>

<目次に戻る>