【5】「情報処理伝達」関連の基礎能力開発基準 HRD


■全階層

1.情報収集能力
【定義】情報を集めてまわること (ができる能力)

2.情報真偽判定能力
【定義】入手した情報を鵜呑みにせず、その真偽を判定したうえ、偽の情報を捨て去ること (ができる能力)

3.情報整理能力
【定義】多数ある情報を整理すること (ができる能力)

4.情報要約能力
【定義】長い情報を要約すること (ができる能力)

5.情報活用能力
【定義】入手した真情報を必要に応じ活用すること (ができる能力)

6.事実伝達能力
【定義】事実を歪めずに他者へ伝えること (ができる能力)

7.統一用語遵守能力
【定義】類似する別の言葉を持ち出すことなく、規定等で定められた統一用語を、一貫して用いること (ができる能力)

■階層2以上

8.読解力
【定義】多少省略された文章であっても文脈を汲み、伝えようとしている内容を理解すること (ができる能力)

9.プレゼンテーション能力
【定義】単に情報を伝達するのではなく、粉飾とならない範囲で演出を行い人を惹き付けた上で情報を伝達すること (ができる能力)

■階層3以上

10.文章表現能力
【定義】無駄のない記述にて、かつ、状況が細やかに浮んでくるように、文章を作成すること (ができる能力)

11.対集団口頭説明能力
【定義】社内外を問わず、多数の人たちを相手に要領よく口頭説明すること (ができる能力)


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