【9】「実務」関連の基礎能力開発基準 HRD

■全階層

1.危険予知能力
【定義】安全衛生上の危険性を察知すること (ができる能力)

2.専用物整理整頓能力
【定義】仕事場における自分の専用物を整理整頓すること (ができる能力)

3.共用物整理整頓能力
【定義】仕事場における共用物を整理整頓すること (ができる能力)

4.文書保管能力
【定義】自らの職務を遂行するために必要な文書を、所定の箇所に、所定の方法にて収納すること (ができる能力)

5.定型文書記入能力
【定義】帳票等の定型文書に、他者が判読しやすい文字で、必要事項を漏れなく記入すること (ができる能力)

6.非定型文書作成力
【定義】自由形式にて仕事上の文書を作成すること (ができる能力)

7.作業手順書記述力
【定義】自分が熟知している作業や予想がつく作業に関し、作業手順書を記述をすること (ができる能力) 能力開発

8.作業手順書改訂力
【定義】作業手順の改善すべき点を発見し、改訂案を立案すること (ができる能力)

9.正確作業能力
【定義】作業を正確に行うこと (ができる能力)

10.作業効率化能力
【定義】作業の効率化につながる具体的な方法を考え出すこと (ができる能力)

11.作業反復能力
【定義】定型的な作業を、一定の質を維持しながら、所定の回数、繰り返し行うこと (ができる能力)

12.作業指示能力
【定義】作業方法に関して適切な指示をすること (ができる能力)

13.作業助言能力
【定義】作業方法に関して適切な助言をすること (ができる能力) 能力開発

14.作業注意能力
定義】作業指示をした相手が指示から外れた行動を取りそれにより問題が発生すると判断した際に、注意すべき点を注意すること (ができる能力)

15.作業相談対応能力
【定義】作業の方法に関する相談があった際、対応が可の場合はその相談に乗ってあげ、否の場合は上司へ対応を依頼すること (ができる能力)

16.コスト意識能力
【定義】無駄なコストを省くよう日頃から心がけること (ができる能力)

17.地球環境意識能力
【定義】地球環境に良くない行為を避けるよう日頃から心がけること (ができる能力)

18.顧客満足意識能力
【定義】直接間接にかかわらず自分の仕事が顧客満足につながるよう日頃から心がけること (ができる能力)

■階層2以上

19.業務改善能力
【定義】業務に改善すべき点がある場合、それを改善すること (ができる能力)


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